R2学校ブログ
3月 おすすめの本
先日、図書室でたくさん本を借りた児童に対し、多読賞の表彰を行いました。低学年や中学年には、1年間に70~80冊の本を借りて読んだ児童がいました。高学年は、ページ数の多い本に興味をもって読んでいた児童がいました。
さて、もうすぐ春休みを迎えます。家で過ごす約2週間の休みに読書に取り組めるよう、西原小の学校司書の選んだおすすめの本を紹介します。お子さんが読める字で紹介文を書きました。ぜひ、お子さんとご覧ください。
低学年へおすすめの本
「さかなだってねむるんです」
伊藤勝敏//写真 嶋田泰子//文 ポプラ社
からだの色をかえたり、すなにもぐったり、イソギンチャクにかくれたり、すきまにもぐりこんだり…。あんしんしてねむるには、作せんがだいじ。さかなたちがどこで、どうねむるかしゃしんでしょうかいします。
「じごくのそうべえ」
桂米朝・上方落語・地獄八景より たじまゆきひこ//作 童心社
つなわたりをしていたかるわざしのそうべえが、つなからおちてじごくへ…。そこであったいしゃ・やまぶし・はぬきし(はいしゃみたいな人)の4人で力をあわせてじごくらぬけだそうとします。
よみ聞かせで大にんきの本です!
中学年
「さんまいのおふだ」
松谷みよ子//著 遠藤てる代//画 童心社
ある日、山へくりひろいに行った山寺のこぞっこは、山おくで一人のばあさまに出会いました。一度寺にもどったこぞっこは、夜にばあさまのところへくりを食べに行こうとします。心配したおしょうさまが3まいのおふだをこぞっこに渡しますが…。
むかしからつたわるゆう名な話です。やまんばがおいかけてくるどきどき感がたまらないです。
「かさぶたってどんなぶた」
小池昌代//編 スズキコージ//画 あかね書房
おもわずわらってしまう詩や、ついつい口ずさみたくなる詩などがたくさんつまっています。むずかしく考えずに言葉ってこんなにおもしろいんだと思ってもらえたらうれしいです。
高学年
「シャーロットのおくりもの」
E・Bホワイト//作 ガーズ・ウイリアムズ//絵 さくやまゆみこ//訳 あすなろ書房
のどかに見える農場で動物たちは自分の命をけん命に生き、人間があれこれ考えることがおろかに見えるようなじゅんすいで美しい心を見せてくれます。映画にもなったので、映画を見てから読むのも楽しいですよ。
「クジラのおなかからプラスチック」
保佐か直紀//著 旬報社
2018年5月、タイの海岸にひん死のクジラが打ち上げられました。死後おなかの中から大量のプラスチックの袋が発見されました。レジ袋やストローなどにも使われているプラスチックですが、今やごみとなって世界中に広がってしまっています。